サクラサクアカデミー Day 8開催レポート
<2021年1月23日、新規事業の学校「サクラサクアカデミー」Day 8が開催されました。>
日時:2021年1月23日 14時-17時
内容:新規事業企画検証、「プレゼンテーション」講義
講師:高森厚太郎氏、山崎伸治氏
2021年1月23日サクラサクアカデミーDay8。
前回に引き続き、半分以上がオンライン参加のハイブリッド形式で開催しました。
前半の講師高森厚太郎氏による「プレゼンテーション」の講義では、プレゼンテーションとは何か、いいプレゼンテーションとはどんな要素で成り立つものかを学びました。プレゼンテーションの目的は「相手に自分のしてほしい行動をしてもらうこと」、そしてそのためには「相手に納得してもらうこと」が必要ということで、相手の納得を作り出すために押さえるべきプロセス、コンテンツやスライド作成の基本や注意点を確認していきます。途中グループワークを交え、自分が伝えたいメッセージをどうやって伝えるのが効果的かを考え、その多様さを知る時間もありました。
受講生からは「資料作りが基礎からわかったので、復習して活かしたい」「プレゼンの軸のとらえ方が分かった」などの声が聞こえたり、「自分たちの資料作りで目指すべきゴールは?」とプレゼンの目的へ意識が向けられている様子が伺えました。
後半は、前回同様チームに分かれてディスカッションを進めていきました。
チームディスカッションでは、各チーム15分ずつ講師陣によるアドバイスタイムも活用しながら最終プレゼンに備えます。講師から、メーカーやユーザー視点からの考え方、他業種の類似サービスとの比較をどう生かすか、投資家視点でマーケット規模を考えてもっと伸ばせる要素を盛り込めないか、など事業内容を深めるための考え方のヒントを受け、チームでの議論を進めていきました。振り返りタイムでは「行き詰っていた点が解消した」「今回は一番議論が進んだ」などの声が聞かれ、各チーム最終プレゼンに向けて活発に議論が進んだ様子が伝わってきました。
講師山崎伸治氏からは、「ビジネスモデルは航海図であり、ビジネスアイデアを具体的に進めていくためのtodoを示すもの。このタイミングではパッケージングに意識が向いてしまいがちだが、もう一度最初の講義に立ち返ってもらい、『本当に勝つためのキードライバーがあるか』『自分たちの強みを活かせているか』『自分たちの土俵で戦えているか』『面白いか、色気があるか』といったことをしっかりとチームで議論して自分たちのビジネスモデルをよりよくするための議論を最後まで徹底的に進めてほしい」というメッセージが伝えられました。
次回Day9は最終プレゼン資料提出と振り返りの回(※)となり、参加者はこれから最終プレゼンに向けてラストスパートの2週間を過ごしていきます。
チームでの議論を重ねた渾身の最終プレゼン、今から楽しみです!
※最終プレゼンテーションの日程は、緊急事態宣言発令に伴い日程を変更いたしました。