サクラサク | サクラサクアカデミー第3期Day8(最終講) 開催レポート(2/18)
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サクラサクアカデミー第3期Day8(最終講) 開催レポート(2/18)

サクラサクアカデミー第3期Day8(最終講) 開催レポート(2/18)

新規事業の学校「サクラサクアカデミー」第3期の最終講・Day8が、2023/2/18に開催されました。(当アカデミーはプレセアコンサルティング株式会社と株式会社サクラサクの共催です)

 

サクラサクアカデミーDay8の概要

日時:2023年2月18日 14時-17時

内容:新規事業企画【最終発表】

講師:高森厚太郎先生・山崎伸治先生

 

2022年10月に開講したサクラサクアカデミー第3期はDay8で最終講を迎えました。

起業家と大企業の経営企画を中心としたメンバーが3~4名ずつチームとなり、各チームで新規事業を考え、ビジネスプランの検討を重ねてきました。最終発表では、ビジネスプランを投資家に対して発表する「最終発表」。当日はピッチイベント風に、「SAKURA PITCH2023」と題して進行していきました。

 

各チーム新規事業の案については、1月の中間発表の時点で「発表できる状態」まで作り上げてきましたが、中間発表での講評をもとにブラッシュアップを重ねたチームもあれば、ほぼゼロベースで検討しなおしたというチームも。それぞれの事業実現に向けた知恵作りたい未来への情熱のこもった新規事業を携え、最終発表を迎えました。前半の受講レポートと当日の写真で、ぜひ最終発表の様子をご覧ください。

また、後半では受講生の皆さんから寄せられた「本アカデミーの半年の振り返り」のコメントもご紹介します。参加者である起業家のメンバー大企業のメンバー「サクラサクアカデミー」で得たものは何か、彼らが実感した変化今後に向けて決意表明をぜひご覧ください。

 

受講レポート

受講生による受講レポートをご紹介します。今回は大企業からの参加メンバーによるものです。

 

■講義内容について

今回は「最終発表」ということで今まで話し合い、時にはぶつかり合いながら作り上げた新規事業計画を発表していきました。

前回(中間発表)からおよそ1ヶ月の期間中間発表から内容をブラッシュアップしたもの、まったく別のテーマで事業計画を作成したところ、と4チーム4様な発表となりました。

質疑応答では最終発表ならではの鋭い指摘を受け、的確な回答が返せず奮闘するといった、学びの場としてふさわしい実践的な発表会となりました。

講師のお二人からの講評では最後だからといって褒めて終わることはなく、自分たちの課題、これから生かしてほしいこと気付かせてくれるようなお話をいただきました。

特に今後に生かしてほしいこととして①ビジネスモデルを明確に②ボトルネックに対する解決策を粘り強く考える③質疑応答の解像度をあげること、の3つをアドバイスとしていただき、修了証書を授与半年間にわたるアカデミーが閉講しました

■特に印象に残っていることや学び・気づき

第7回終了後、時間を重ねて様々な打ち合わせを行い、事業計画を作成してきました。進める中でこれはいける!と思った内容第3者の目からすると全く見当違いであったりと、常に話し合いながらも講義で学んだ多角的視点「鳥の目」「虫の目」「魚の目」を持ち合わせることが必要であると感じました。

講義を通じてお互いの共通言語を作る、ということを何回も指導を受けていた理由ここにあったと最終発表を終わって気付くことが多く、再度振り返りながら何度も学ぶことが大切であると理解しました。

最後に各メンバーとフィードバックする中でこのメンバーでよかった、と心から言えたことがこのアカデミーの大きな成果だと実感しております。

■次回に向けての思い

このアカデミーで学んだこと生かさなければ何にもならないので自分の血や肉となるように、たびたび振り返ることが大切だと思います。最後うまくはいきませんでしたが、振り返った時に嫌な記憶になることはないと思います。とても大切な思い出として残る半年間になったと思います。事務局の皆様も運営大変だったと思いますが、ご尽力いただきありがとうございました。

受講生の声

受講生の振り返りコメントより、一部をご紹介します。

 

◇経営者のメンバーから

 

Oさん

経営を基礎から学びたくて参加しました。本講座で得たことは、山崎先生や高森先生からの経験や知識はもちろんですが、一番は一緒にチームになったメンバーとのご縁です。とてもいいメンバーと一緒になれて感謝しています。ボリュームの多さ、リアル講義の多さはもちろんプレゼンをできる機会など密度の濃さがすごかったです」
Q「サクラサクアカデミー」ならではの魅力を一言でいうと何でしょう?

一流講師に教えて頂ける貴重な経験を味わえる

 

Yさん

新規事業の立ち上げ方をゼロから学び直したいと思い参加しました。新規事業を考える時のポイントや、事業計画書の作り方、経営者としての考え方、投資家が見るポイントなど、今後の経営に活かせるたくさんの学びを得られました。特に、単純に新規事業の立ち上げを学ぶだけでなく、投資家の視点を知ることができたところは期待以上です。たくさんの学びと貴重な経験をありがとうございました。しっかり自分の会社や今後の事業に落とし込んで成長し続けていきたいと思います」

Q「サクラサクアカデミー」ならではの魅力を一言でいうと何でしょう?

「経験や知識が豊富な講師の方々貴重なフィードバックをいただけて、それを元にブラッシュアップしていくことができるという経験」

 

Uさん

経営の全体像を掴むことを期待して参加しました。講義にて理論を知るだけにとどまらず、チームで一つの事業をゼロからつくり上げていくことで、習得していくことができました。またメンタリング丁寧に考え方や姿勢を教えて頂くことができたので、自分のビジネスにちょっとずつ活かしていこうと思います。

チームでゼロから事業をつくり上げていくということについては、予想以上に負担が大きかったですが、それ以上に面白みがあり、自分の枠を広げることができました。

全くバックボーンが違うメンバーとの話し合いは、お互いに知らない世界を共有することができ大変勉強になりました。

お恥ずかしながら全く知らないことだらけだったので、大変勉強になりました。講師のお二人には、忌憚なきアドバイスを毎度していただき、その時間も大変勉強になりました。またチームメンバーにも恵まれて、今後とも仲良く付き合っていきたいと思います

Q「サクラサクアカデミー」ならではの魅力を一言でいうと何でしょう?

「経営のプロフェッショナルからの直接熱血指導」

 

◇大企業からの参加メンバーから

 

Mさん

「普段社内メンバーとしかコミュニケーションを取らないため、外部の方とコミュニケーションを取り、経営に関する知識をつけることで自分自身のスキルアップをしたくて参加しました。

40代になり学びなおす機会もない中、2週間に1回新しい知識とコミュニケーションを得ることができました。また、チームで新規事業を作り上げていく過程で、自分たちで情報を得て、くみ上げていく事の大切さも実感しました。

経営についてはこれまでグロービスなどで学んできましたが、理論が中心でした。山崎先生、高森先生とも実際に経営者・投資家をしている方なので、説明が具体的でイメージしやすい内容で、興味を持って受けることができました」

Q「サクラサクアカデミー」ならではの魅力を一言でいうと何でしょう?

「様々な感性を持つ人たちが集まる、人間の面白さを再認識できる場所」

 

Kさん

普段、交流の無いベンチャー企業の方と交流することで、起業家マインドを感じることを目的に参加し、達成できました。また、新規事業を考える過程で、いくつかの分野について詳しくリサーチしたので、世の中の動きを知るうえでもプラスの経験となりました。

普段触れられないものに多数触れられて、自分自身の成長に繋がったと思います。学びを活かして、ベンチャー企業と弊社の間に入って、通訳が出来るような存在になっていければと思います」

Q「サクラサクアカデミー」ならではの魅力を一言でいうと何でしょう?

「『講師の先生方の質』です」

 

Oさん

新規事業の立案に関する研修は今まで一度しかやったことがなく、再度挑戦し自分自身の能力を上げたかったため参加しました。物事の見方プレゼンの仕方など基本的なことから、新規事業を作成する上でのプロセスについて学ぶことが出来ました。また、普段接することのないベンチャー企業の方々と議論することが出来た点は期待以上でした。

Q「サクラサクアカデミー」ならではの魅力を一言でいうと何でしょう?

「ベンチャー企業と大企業のイノベーション創出」

 

サクラサクアカデミーは「起業家や大企業のメンバーが一緒に新規事業の作り方を体系的に学び、実際にビジネスモデル構築までできる、新規事業の学校」として開催しております。

受講生の振り返りからは、その目的に沿った学びや経験を得られている様子が伝わってきます。

また、起業家メンバーにとっては「自分以外の誰かと新規事業を立ち上げる初めての機会」であり、大企業メンバーにとっては「社外の人と何かを作り上げる、ベンチャー起業家と接する初めての機会」ということで、それぞれの立場での学びや今後に向けた意気込みの声も届きました。

 

師からのメッセージ

最終発表の後は、講師の山崎先生、高森先生による講評が行われました。各チームのプレゼン内容に対するフィードバックでは、「中間発表後に深めることが出来た良かった点」だけではなく「事業化という視点で本当に議論を重ね、詰めるべき点はどこだったか」「質疑応答の対応は、投資家目線でどう改善の余地があるのか」といった指摘もありましたが、「あと数回やり取りをして磨き上げれば、事業として形になる可能性は十分にある。学びを今後の仕事に生かし、事業についても検討を重ねていくことがあれば力になります」と、今後に向けたエールが送られました。

 

さいごに

サクラサクアカデミー第3期はDay8で終わりますが、修了生は今後「サクラサクアカデミーアルムナイ」となり、つながり続けます。

サクラサクアカデミーは、今後も新規事業の学校として社会に新たな価値を創造する機会を作り、新規事業の未来の担い手となる修了生のみなさんのさらなるご活躍を心から応援しています!

以上